
第1回(2004年5月)
和田 耕治先生(荏原製作所,17回生)
「私の企業紹介」
荏原製作所藤沢事業所の産業医として2003年6月に赴任した17回生の和田 耕治です。ご挨拶する際に「荏原製作所って何を作っているの」とよく聞かれるので企業紹介をさせていただきます。
荏原製作所の荏原というのは1920年頃に操業した場所が東京都荏原郡品川町ということが由来だそうです。当時ドイツ製のポンプが主流だったそうですが、1922年(大正11年)に東京大学の井口 在屋名誉教授が開発された高性能ポンプを製造し、国産としての地位を固め現在の姿があるそうです。
私のいる藤沢事業所は主に小型ポンプ、半導体製造装置、大型の冷凍機などを製造しております。小型のポンプはマンションなどの給水や下水処理などで使われています。羽田空港の近くにある本社では原子力発電所やアラブ諸国のプラントなどで使うような大型ポンプを製造しております。身近なところではアクアラインや各地の大きな水族館などでも使われているものもあるそうです。
半導体製造装置では真空ポンプ、CMP装置に代表されるウェハー研磨機、排ガス処理装置、純水製造装置、はんだメッキ装置などを主に製造しております。だれでもが知っている超有名半導体メーカーも採用しているようです。半導体工場にお勤めの先生は探して頂けると裏の方か隅っこの方に弊社の装置を見つけていただけるかもしれません。
関東でテニスをされていた方なら荏原のテニススクールをご存じだと思います。つい最近までインドアでは日本一の規模だったそうです。あの松岡修造や杉山愛もここで育ったそうで、時々来ているそうです。レッスンに通おうと思って半年がすぎました。あまり私には似合わないですが、今年の目標はテニスを初めることです。
藤沢事業所は藤沢駅から小田急線で江ノ島とは逆に2つの善行というところにあります。 善行なんて縁起の良い駅名なので時には記念入場券さえ発売されるのだそうです。場所はかつての飛行場で高台にあります。冬の朝は富士山を遠目に見ながら出勤できるのもうれしいことです。敷地面積は53万平方m(16万坪)で東京ドーム11個分のスペースです。従業員は製作所としては約1,100名、全体で約2,800名おります。
現在スタッフは私と非常勤の医師3名、保健師1名、看護師1名、事務1名でやっております。産業医の意見を尊重して頂ける雰囲気がすでにあり、当初危惧された若さ故に意見が反映されないのではということを感じる事は全くありませんでした。またこの半年は会社側の産業保健について意識がさらに高まる時期でもあったためか、管理体制や分煙が大きな進歩をし、様々に意見を聞いていただき緊張したなかで仕事をさせていただいたように感じております。これも前任の先生が築いてくださっていた産業医への信頼のおかげだと思っております。
製品もあまり表だって見られるところにはないのですが、世の中に必要不可欠な縁の下の力持ちです。私たち産業保健スタッフ一同そうした企業で働く従業員の健康を縁の下から支えて行きたいと考えております。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
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本サイトの内容は、「Oh! Oh!
ニューズ(2004年2月号)」に掲載された記事を、同編集部および和田先生のご了解のもと、一部修正して掲載しています。 |
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