
- 2004年7月31日 関東地方会 [報告]
2004年7月31日(土)、新日鐵幕張研修センターにおいて関東地方会が行われました。
ここ数年、テロ、事故、そして重症感染症など、産業保健スタッフとして対応を迫られる事件が立て続けに発生しました。このことを受け、今回はテーマとして「危機管理」をとりあげました。当日は医師・保健師あわせて28名にご参加をいただきました。中には中部地方や産業医大から駆けつけて下さった先生もおられました。会場は終始熱気に包まれ、参加者の関心の高さをうかがわせました。
まず「産業保健で考えられる危機管理」と題して、箱崎
幸也先生(自衛隊中央病院内科部長)にご講演をいただきました。ご講演ではまず危機管理の概略や米国などでの先進的な取り組みをご紹介いただいたあと、池田小学校事件、明石夏祭り事件、松本サリン事件などの事例の詳細について、対応の問題点と教訓を具体的に示していただきました。質疑応答ではゾーニングや感染症対策、地震対策など幅広い活発な討議がなされました。
後半では今年7月より一般人も自動体外式除細動器が使用可能となったことを受け、日本光電株式会社様の指導により、「AED(自動体外式除細動器)の使用法と実習」と題した講習会を行いました。看護師としての臨床経験があり、航空会社での乗務員への豊富な指導実績もある三谷
晶子先生の講義のあと、3班に別れての実習で、除細動器を用いた救急救命法について理解を深めました。実習は時に笑い声のある和やかなものでしたが、訓練用ダミーおよび除細動器を用いた実戦的なものでした。
本会終了後、幕張テクノガーデン内の Y'S(ワイズ) に場所を移しての意見交換会でも活発な情報交換が行われました。
ご参加いただいた皆様、貴重なご講演をいただいた箱崎先生および日本光電の皆様に御礼申し上げます。
山瀧 一(君津健康センター,15回生)
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(AEDの実習)
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