
- 2006年3月25日 関東地方会 [報告]
2006年3月25日(土)、(財)労働衛生会館にて関東地方会が開催されましたのでご報告します。
今回は、医学部16〜18回生の産業医で企画・運営全般を行い、主に若手産業医の研修と交流を目的として開催いたしました。比較的経験の浅い産業保健職を中心に、卒業生医師および保健師、合わせて27名が参加しました。
テーマには、全てに繋がる基本であり、また経験の浅い産業保健職にとってはその進め方で迷うことも多い、「職場巡視」を取り上げました。巡視の際どこを指摘すれば良いかだけではなく、「改善点を提案し職場環境改善に結びつけるために、産業保健職が取るべきアクションは?」という所まで踏み込んでのグループワークとディスカッションを行いました。
研修会は、前半・後半の2部構成で行いました。前半ではDVDを用いて、労働衛生上の問題点を指摘する練習を行いました。題材としては、どこの会社にもあるが巡視が行いにくいとの声も多い、事務職場を取り上げました。後半では、事務職場の中でも特にVDT作業にスポットを当て、事業所で実際にありそうな具体的な場面を設定した上で、下記2点についてグループワークを行いました。
1)一定時間の中で、事例の課題点をまとめる。
2)会社の各関係者の立場を尊重しながらも、どのような働きかけをすれば、継続的な改善に繋がるかを考える。
グループワークは20回生の若手産業医を中心に進められ、発表を行いました。ディスカッションの場では、参加者それぞれが日々の業務の中で感じている巡視結果の反映のさせ方について、大変率直な意見交換が行われ、一時はマイクを手渡す時間がないほど、活発に質問や意見が出されました。 最後に経験豊富な先生方より、今回の討議を踏まえたコメントのみならず、各参加者が自職場に戻ってから活かすことの出来る貴重なアドバイスを頂き、研修会を終了しました。
懇親会は場所を変え、22名が参加して賑やかに行われました。この度関東地方会会長に御就任された、加藤
憲忠先生(新日鐵君津)より、今後益々関東地方会を発展させたい旨のお言葉を頂きました。参加者は互いに情報交換をして交流し、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
今回、産業医学推研究会と労働衛生会館の地方会共催も2回目となり、両団体の交流を更に深める良い機会にもなりました。
小島 玲子(古河電工,17回生)
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