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最終更新日:2024年3月29日

福島原発への学外支援者登録

2011年6月5日


産推研会員各位


 4月29日に森 晃爾先生(産業医科大学副学長)からメーリングリストへ案内があった、産業医科大学による福島第一原発で働く作業者の医療および健康管理支援ですが、5月15日より本格的に開始となり、順調に行なわれています。具体的には、第一原発で医療班として救急診療に当たる医師と、第二原発で東電社員の健康診断を行なう医師が派遣されています。

 本件は厚生労働省のホームページにも掲載されているように、産業医科大学には東京電力から、労働者健康福祉機構には厚生労働省の福島第一原発作業員健康管理等対策推進室長から要請がなされています。この両者の医師派遣対応で「福島第一原発内において、24時間体制の労働者の健康管理が可能となります」とされており、極めて重要な施策に位置づけられていると認識しています。

 現在、正式決定までいくつかの手続きが残っているものの、学内では7月~9月の派遣希望者の募集を開始しています。しかし、福島第一原発の収束・復旧活動は長期間に及ぶと考えられ、この支援も長期化する可能性があります。この機会に、産推研および医学部同窓会では、学外の卒業生について、支援者登録のご案内を行うことにしました。ただし、東京電力から産業医科大学への支援要請への賛助支援ではありますが、産業医科大学の臨時職員という扱いではなく、大学からの支援医師と同様に、あくまでも自己責任下での自発的支援ということになります。

 登録・問い合わせ先は産業医科大学になります。また、今後の具体的な日程調整や条件提示については、登録者に対してのみ行ないます。

 会員各位におかれましては、ご検討の上、可能であればぜひ登録をお願いします。

 資料:厚生労働省HP(報道発表):福島第一原発で常時医師を配置する体制が整いました。(2011.5.27)(現在は公開終了)

2011年6月5日
会長 宮本 俊明


 資料2:産業医科大学HP:福島原発への医師派遣を継続(2011.6.30)(現在は公開終了)
 資料3:厚生労働省HP(報道発表):東電福島第一原発内の医療体制が強化されます。(2011.6.30)
 資料4:産業医科大学HP:引き続き、福島原発にかかる医師派遣を実施(2011.12.28)(現在は公開終了)

(事務局)


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